僕が個人的にイラつく音楽の売り方8選【前篇】

最近、AWAAPPLE MUSICで音楽を聴くのにハマってる妄です。ちょっと聴いてみたかったけど、CD買うのはちょっと・・・とか、レンタル屋に無いんだよなぁ・・・とか思ってた曲がタダで聴けるのはいいね。今のとこ有料になっても続ける気満々だけど、どっちにするか悩むな。邦楽ロックやらポップ寄りならAWAだけど、洋楽やエクスペリメンタル?な方向の音楽ならAPPLE MUSICが段違いだな。ノイズミュージックとか。あんま好んで聴いてないけど。


 定額音楽配信サービスの乱立でCDや音楽の有りかたについて考えてみたくなってしまったんだけど、正直言って専門的な知識はないので、僕の経験上いやだなーと思った音楽の売り方でも書こうかなと。別に大した批判でもないので、あるあるーって思ってくれたら幸いです。ところどころニコ動のリンクも張ってありますが、特に気にしないでください。全部僕が大好きな曲なので。ほんとに。


目次


1 握手券商法

2 おまけCD商法

3 店舗別特典商法

4 収録曲変え商法


5 初回限定盤商法

6 ライブハウス限定販売商法

7 CD限定商法

8 グッズ抱き合わせ商法



テキトーに名前つけてるのあるので、説明します。思い出語りつつ。



  1. 握手券商法

 世間一般的に、悪名高いCDの売り方の一つですけど、僕的にはそんなに嫌いじゃないので1番に据えました。嫌儲派では無いので、一人で何枚もCD買う人がいようが、それだけの価値が握手にあるならいいんじゃないの?と思います。チャートやランキングの威厳が崩れるとか言う人もいますけど、ファンの求めるものをアーティストが作って、それでチャートの威厳が崩れるっていうなら、その程度の威厳だったってことでしょ。ま、アーティストというよりプロデューサーがやってるんでしょうが。そんなんで滅びる音楽業界ならもう滅びたほうがいい感じっすね(上から目線)

 というか僕自身、高校生の頃、ビークルBEAT CRUSADERS)が全国のショッピングモールを回ってやっていたTALK CRUSADERSというイベントに参加して、物販でCD買った人だけ参加できる握手&サイン会の列に並んでましたからね。ギターのカトウタロウ(当時北海道のFMでマシータとラジオをしていた)に握手の際、「ラジオ観てますっ!!」と迷言を残してしまったのも今ではよい思ひ出。

 あと最近もヒダカトオル率いるTHE STARBEMS2ndアルバム発売記念のトーク&握手&サイン会に参加しましたよ。サポートメンバーの山下潤一郎さん(ex ASPARAGUS)が握手会前にハケてしまったのが残念だった。あと7年前にお面越しに握手してもらったヒダカさんに素顔で対面できたのはうれしかったな。相変わらず緊張して何も言えなかったけど。「7年ぶりの握手です!」とかカッコいいこと言いたかった。

 


 ま、思い出はこれくらいにします。まとめると「握手の時、何を話していいかわからない」。これに尽きます。だから本当に大好きなアーティストじゃないと行きにくいんですよねー。前、モーモールルギャバン旭川でのライブの後に物販買ってくれた人に握手(サイン会?)みたいなのやってましたけど、ゲイリーとどう触れ合っていいのかわからなかったのでスルーしました()。ユコカティともしゃべれる気がしない(DT)。というわけで握手会はちょっと嫌いです(白目)


これ以降の打線は僕が「音楽を馬鹿にしてるな」と少なからず思ってる打線です。




2、特典CD商法

 僕が勝手に定義してる名前なので、よくある「特典商法」とはちょっと違います。


 アニメファンなら一度は経験してると思うんですが、アニメのOPや挿入歌など、いい曲だなーと思って買おうとすると、CDが発売されていない。DL販売もしていない。よくよく調べたらアニメのブルーレイの2巻に特典として音源が収録されてる・・・というやつです。


 アニメの曲は好きだけど、アニメ自体はブルーレイを買うほど好きってほどでもない・・・というパティーンが多い僕のようなライトなオタク?には結構この売り方は苦痛なんすよね。サウンドトラックやらWebラジオの音源やらと一緒に細切れにブルーレイに収録された結果、好きな曲の音源だけ手に入れようとするとブルーレイをとびとびで買う羽目になったりとか・・・。あとDVDの特典という形態ゆえかカラオケに収録されなかったり・・・

  


 ヨルムンガンドジョジョ2期などの劇判の作曲で有名な岩崎琢さんも以前この問題に触れて、「自分はDVDの特典としてではなく、単体のCDの形で自分の曲を発表したい」といったようなことを言っていました。アニメファンのみならず色々な人に手に取ってもらえるように発表してほしいなーと思います。音源が聴きたくてブルーレイを買って、アニメにさらにハマるといういい要素もあるのかもしれませんが、一部のファンしか手に入らなかったりする売り方は、ある意味、定額音楽配信サービスの考えとは逆行してるような感じがしますね。だいたい、ブルーレイの発売からしばらーく経ってからダウンロード販売されるようになりますけど、最初からCD出せよ!って思うときありますね。


 アニメに限らず、「ライブDVDの特典として未発表曲の音源の入ったCDを入れる」とかは買う気満々の人にとってはうれしいでしょうが、やっぱりファン以外の人にまで曲の良さが伝わりにくいという欠点もあるんすよね。自分の好きなアーティストのアルバム曲がすっごくかっこいいんだけど、PVなどがネットに上がってないから友達に教えれない・・・みたいなもどかしさも生まれたり。色んな方法で聴ける方がファンとしてもこれからファンになる人にとっても優しいのかなーと。



3、店舗別特典商法

 タワ〇コ、HV、ディスクユ〇オン・・・。全国に展開している大手CDショップでは店独自の特典を付けてCDを販売したりしていますが、これが結構、曲者。特典の缶バッヂの色が店ごとに違う!くらいならまだ許せるんですが、アーティストによってはCDにライブ音源の入ったCDを特典にしたりしていて、しかもそれが店によって収録曲が違ったりするんです。僕はこんな時、どれを買うか、ものすごく悩みます。

 

 一つだけ悩まない方法があるとしたら「全部買う」ってことなんですよね。さっき握手券やら選挙権を得るための複数買いに肯定的だった僕も、これには否定的です。買った分だけ握手ができる、投票できるという特典があるのとは違い、12曲の音源を聴くために同じCDを買わなきゃいけないのはちょっとなーってことですよ。しかも僕の家は北海道という北の果てのド田舎。タ〇レコはセブンイレブン受け取りができる(特典も受け取れる!)ので便利ですが、HM〇はなぁ・・・。ディ〇クユニオンなんてもう何なのかよくわからないし(無知)。

そしてこの特典、案外無くなるのが早い。そんなに有名なバンドじゃないから大丈夫だろと高をくくった結果、店行ってみたら無いとかね。


 そういえば今年5月に閉店した旭川のタ〇ーレコードにWiennersのシングルを特典目当てに予約までして買いに行ったら、特典CD自体が入荷されてなかったって事件があったな。バンドのHPには旭川店でも特典がもらえると書いてあったのに。家に帰ってすぐタワレコオンラインで買おうとしたら、もうネット販売での特典CDも終了という悲しい思い出。後日帰省ついでにHVに行ったら、奇跡的に特典の在庫があって無事買えましたが。

 最近ではステッカー程度の特典では心動かされずに、最安のamazonなどで買ったりするようになりました。ポスターも実家住みだとベタベタ張れないし、あんまり必要ないんだよなぁ・・・




4、収録曲変え商法

シングル発売時にA盤、B盤、C盤と表題曲以外の収録曲が違うCDを同時に発売し、複数買いをしないと新曲を全部聴くことができないというアレです。


たとえばこう↓

A盤: 1、表題曲

    2カップリング曲A


B盤: 1、表題曲

    2カップリング曲B


C盤: 1、表題曲

    表題曲のPV&メイキングの入ったDVD


 こんな形のCDをそれぞれ1000円で売ります。つまり新曲は3曲だけなのに、全部集めると、3000円かかるという。アートワークが盤ごとにそれぞれ違っているとか色々凝ってるのかもしれませんけど、やっぱり高いですね。アルバム買えますもん。


 3
番の店舗別特典商法ともダブりますけど、1曲を聴くためだけに同じCDを買わなきゃいけないのはねーって感じです。こういう売り方をしているバンドはダウンロード販売をしていなかったりして「カップリング曲だけ買う」という退路を断ってるのもきつい。


 こういった売り方は事務所の意向だったりするのか、この売り方が当たり前であるかのごとく色んなバンドがやってしまってるのはちょっとなーって思いますね。詳しくは言いませんけど、僕のCD棚にV系のCDが少ないのはこれのせいのような気も・・・。好きなんですけどねV系



なんか後半ちょっと暗い感じになっちゃいました。残り四つは後編にて。後編はもうちょい明るい文を心がけます。